心療内科に通っています

自閉と統失と貧乏の三重苦ですw

父、老いる

今日も父がガスを点けっぱなしにしていた。センサーが反応してピーピー鳴って知らせてくれたからいいものの、ひと昔前のコンロだったら火事になっていたかもしれない。

ここ最近、こんなことが多くなった。物忘れや勘違い。加齢によるものだろうから仕方ないけど、放置するわけにもいかず。一度、病院で診てもらいたいのだけど、なかなか首を縦に振らない。それどころか自分の頻繁な物忘れさえ否定する。今のところ火事などの惨事には至っていないけど、この先の事を考えると不安が募ってしまう。

あっという間に父は年をとった。もう、なんでも自分で出来るという年齢ではなくなってしまったのだ。洗濯機の使い方さえ分からなくなってしまったし。そこで僕をはじめ周りの人間がサポートをするのだけど、どこまでやっていいのか、その加減がよく分からない。よく、自分でできることはなるべく自分でやってもらった方が良いと言うが、今の父に何ができるのか。そのくせ、口では大きいことを言うのだから、手助けひとつするのにも疲れてしまう。もう何もしたくない、好きにしてくれとなってしまうのだ。

せめてデイサービスに通ってくれたら楽になるのだけど、そんなこと地球がひっくり返ってもしないだろう。父の頭の中では、脳も体もいつまでも若くて健康なままなのだろうから。

僕だってもう若くない。すっかり中年というか、初老の域。父には幸せな最後を迎えて欲しいと願っているし、その為に何ができるか考え実行していくつもりだけど、ただ、もう気力が尽きそうです。せめて素直になって欲しい。何を言っても反発ばかりされたのでは溝が深まるばかりだ。親子なのに、というか親子だからかな、なかなか上手くはいかないものですね。